今日のブログは夫婦でお正月休みに出掛けたお話を少し。
京都にあるお寺「両足院」でフリッツハンセン社ポールケアホルム展が開催されていたので行ってきました。
ミニマルなデザインの家具が和の空間と見事に調和していて感動。
ポールケアホルムの作品を分解したものがお堂に展示されており、普段目にすることのない接合部の金物などに興味がそそられました。
5名限定/回のお茶席も予約して、参加させていただきました。
茶室(臨池亭)は、茶室にしては天井高は高いイメージですが、床の間に視線を誘導させるため、鴨居の高さを3段階に分ける(段々と高くさせる)工夫がされていて、空間づくりの学びが多かったです。
亭主さんが面白い方で日本と北欧(ポールケアホルムはデンマークの家具職人)の融合ということで、お抹茶の次にはコーヒーを挽いて淹れるというお点前を披露してご馳走して下さいました。
PK71を道具を置く棚として(これが、高さが絶妙に丁度よい‼)、水差しはアルミニウム作家さんの1点ものを。コーヒーミルは薄器のようなフォルムで揃えて…
日本と北欧、古き良きと最前線のもの達の美しいの融合を体験させていただきました。
良いものは受け継がれて愛される。新しいものでその良さを引き立たせることも出来るし、
場所を楽しんだりお客様をもてなす楽しみを見せていただきました。
家にお客さんを呼んだりおもてなししたり、したくなる。そんな時間でもありました。